白山さんと黒い鞄 (3)

白山さんと黒い鞄 3 (電撃文庫 す 5-20)

白山さんと黒い鞄 3 (電撃文庫 す 5-20)

「なんだこいつらイチャイチャしやがって。ムカつくな。」
と作者自身が語る3巻w


表紙絵の通り、海です。
白山さんが可愛いのは言うまでもなく、この巻で初めて九衛が可愛いと感じました。
口では何だかんだ言っても、衡のことをすっかり信頼しちゃってますよねー。
そしてそんな九衛にすら嫉妬してしまう白山さんがもう……///
ただ白山さんも1巻から比べると変わりましたね。
特に今回は黒い面というか、鞄の持ち主として抱える闇の部分も結構出てきますし。
まぁそれも全部含めて可愛いんだけどね!w
あと2巻で完全ネタキャラ化したと思われた遠咲先輩、3巻では"魔女"ではない意外な1面も。
さすがに海に来たこの目的ってのはベタ過ぎて予想通りでしたが。
汐と流姐の関係はいまいち納得できませんでした。
1番の被害者は流姐ですよね、汐が最終的に裏切ったのは事実ですから。
うーん、他に妥協案はなかったんでしょうか……。
あとどうでもいいけど"汐"="うしお"なイメージが強すぎて、"せき"って読むのがすごく違和感w
そういえば衡の呪い設定、ここで新たに伏線きました。
星霜紬(Star Craft)、厨ニ的には振り仮名はカタカナだと嬉しかったw



で、ラスト。
鞄に縛られて未来を諦めていた白山さん。
そんな彼女の見つけた新たな夢が……。
あーもう!なんだこいつらイチャイチャしやがって。ムカつくな。
今までの3巻、どの巻もラストが素晴らしい!
この調子で4巻も期待!
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