さよならピアノソナタ (4)

さよならピアノソナタ〈4〉 (電撃文庫)

さよならピアノソナタ〈4〉 (電撃文庫)

最終巻。
もうとにかく直巳に殺意が沸きます。
"1つ目の失敗"とか言ってるけど、通算すると何十回目だよって話。
真冬も千晶もほんと可哀想でした。
てか本人も言ってるけど、何でこんなやつ好きになるんだ……。
あとユーリもこんな直巳と真冬のために色々手を尽くそうとしてくれてるのに、無意味な意地を張ってまた遠回りするし。
ユーリも真冬のこと好きだったこと完全に忘れてるんだろうなぁ。
まぁ真の主人公は哲郎で間違いないでしょうね。
そしてラスト、4月4日。
まぁちょっと無理があるような気もするけどハッピーエンド。
感動よりも、ようやくって印象の方が強かったですが。
直巳はどうでもいいけど、真冬が幸せになれるなら仕方ない。
ちなみに響子については本当にどうでもいいので割愛。



そんな感じで主人公が53以下でしたが、作品自体は良かったです。
ライブとかピアノとかその演奏が実際に聴こえてくるようで、
文学というよりこれも1種の音楽作品と言えるんじゃないでしょうか。
そしてこれ読んだ人は作中に出てきた曲はぜひ聴いて欲しいところ。
一応ニコニコに動画あるけど、曲少ないから完全版作りたいなぁ。
音源はほとんど持ってるからPCさえあれば……。
あと杉井光公認MADが神なのでこれもぜひ。

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