"文学少女"と神に臨む作家 (上)

"文学少女"シリーズ最終章前編。
最後のテーマはジッドの「狭き門」


内容云々以前に、とにかく流人がウザイ。
というかもう完全に狂ってとしか言いようがない。
俺は死んだ○○の生まれ変わりで、前世の記憶があるとかwww
まぁ別にこいつが勝手に病んでるのはどうでもいいんです。
色々な策で心葉を追い詰めようとするけど、
心葉がいつまで経ってもハッキリせずにヘタレてるのが悪い。
でも問題なのはそれによって1番傷ついてるのはななせだという点。
もうね……あまりにも可哀想で本当に読むのが辛かったです……。
今まで素直になれなくてずっと片想いで悩み苦しんできたんですよ?
さらに夕歌や美羽の件もあって、色々抱えてきて……。
それがいざ付き合うことになったら流人から散々嫌がらせを受け、
挙句の果てに心葉とはとことん擦れ違って。
心葉も流人の話なんて全部無視して、電話も放置でいいじゃないか。
ななせとの2人きりの時間に流人が勝手に乱入してきた時も、
ほとんど口出ししないで傍観してるだけとか何をやってるんだ……。


最初こそ私は"遠子先輩派"とか言ってましたが、すっかり逆転です。
遠子先輩も流人も事情はあるだろうけど、心葉の過去を知っていながら、
自分たちの話は一切しないで一方的に小説を書けって酷すぎるでしょ。
そもそも"遠子先輩の母親代わり"なんて理由で書けるわけない。


と、そんな感じで思ったことを書き殴ってみました。
ちょっとこの展開は納得いかないです。
残るはあと1冊、どうかななせを救ってあげてください……。
あ、ちなみに私が1番好きなのは美羽なんですけどね^^
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