いつか天魔の黒ウサギ (1)

いつか天魔の黒ウサギ1 900秒の放課後 (富士見ファンタジア文庫)

「私の毒を、あなたに入れる。決して離れられなくなるように」
鏡貴也7年ぶりの新作、6ヶ月連続刊行1冊目。

主人公：鉄大兎は日々流されるまま平凡な高校生活を送っていた。
しかし急な眠気に襲われるようになり、少女の夢を見る。
ある日の学校帰り交通事故で死亡。
そして夢の少女、記憶を思い出して約束を守るために動き出す。

ってのが大筋。
基本は学園異能ファンタジー物だけど、
それにラブコメが加わるので非常に私好みで読みやすかったです。
とにかくヒメアが一途で可愛いんですよ＞＜
「大兎、かわいいって言ってくれるかなぁ？
　ってか、かわいいって言ってくれなかったら殺すけど」
9年間狂わずにひたすら助けを待ち続け、ついに再会の兆し。
普通なら飛び出して行きそうなところを、ちゃんと鏡で姿をチェックして
おめかしする様子が愛らしいですね！ｗ

そして紅月光、所謂ツンデレ男。
言動は鬼畜だけど、どこか憎めないやつですねｗ
でも1巻で彼の目的は果たされたわけですが、
これから"奴隷"を3人従えてどう動くんでしょうか。

これから3巻まで隔月刊行とのこと。
次は1月ですね、楽しみです＞＜